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一口にフランスパンと言っても、どんなものがフランスパンなのか?
フランス産の小麦を使えばフランスパン?フランスで焼いたら何でもフランスパン?
・・・フランスパンという言葉がゲシュタルト崩壊しそうだ。

フランスパンと聞いて直ぐにイメージできる情報として、「長い」「硬い」の二つが挙げられる。
実はこれには理由があって、元々フランスは土壌状態の関係でグルテン(小麦から作られるたんぱく質)含有量が少ない小麦が主なパンの原料とされてきた。

グルテンが少ないと、日本でよく食べられているような「柔らかい」...
日本では細長い形状がフランスパンの特徴として有名なのだが、実は幾つかのパターンがある。

・パリジャン
「パリっ子」という意味の、代表的な細長い形状のパン。

・バゲット
「棒」という意味で、パリジャンに似た形状だが、若干細く長い。
皮は硬めで、塩味だ。

・バタール
棒状の形をしているが、パリジャンとバゲットのちょうど中間くらいの形。

・ブール
ボールのような丸い形。表面に十字型の切れ込みが入っているのが特徴。

などなど、興味のある人は調べてみると面白いかもしれない。
上に紹介したもの以外...
実際の作成にあたっては、インターネット等で分量を確認して挑戦してもらいたい。
お菓子作りと同様、材料の計量を正確に行うかどうかでが良し悪しが決まる。

用意する材料は、強力粉・薄力粉・塩・砂糖・ドライイースト・水。
ボウルに強力粉・薄力粉を合せて振るいに掛けながら入れ、塩・砂糖・ドライイースト・水を混ぜ合せ、
打ち粉をした作業台(まな板で代用OK)で、叩きつけながらこねる。こねる。こねる。

耳たぶくらいの柔らかさになったら、発酵の為40分~50分ほど寝かせる。
このとき、室温が低いと発酵がうま...